製造年代・ムーブ
1995年1月発売手巻き（ETA2801-2）

特徴・セールスポイント
今回ご紹介するのはインキピオの手巻き時計「インキピオ2」です。雑誌「Begin」のプロデュースで企画・制作された当時絶大な人気を誇ったコレクション。現在はインキピオの名前で認知されていますが、販売当時の雑誌では「INCIPIO/インキピオー」と語尾を伸ばして紹介されていたようです。
同じエクワンをオマージュしたインキピオ8よりも、数が圧倒的に少ないと思います。

本品は1995年に限定発売されたエクスプローラー1016を彷彿とさせるモデルです。文字盤はマットブラックカラー。3.6.9インデックスとメルセデスハンドの組み合わせ。12時位置とブレスに「貝殻」のトレードマークがライティング。夜光のエイジングがアクセントとなる雰囲気抜群の風貌デザインです。SSケースはラウンドフォルム。リューズはねじ込み式と細部にまで拘りが伺えるディテールです。クオリティーに優れた時計ファンに愛される逸品です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
【ダイヤル(文字盤)】
特に不具合は見られません。

【ケース・裏蓋】
スレ、コキズが認められます。大きな凹みなどはありません。

【風防】
軽いスレ、コキズが認められます。装着しての日常視認性は充分に確保されています。

【ブレス】
バックルにロゴマークが確認出来ます。スレ、コキズが認められますがすぐに装着可能です。

【操作方法】
ケース右サイドにあるツマミがリューズです。そのリューズはネジ込み式です。リューズを左回し(反時計回り)に回すと締め込みが解除されます。締め込みを解除するとそこが手巻きのポジションです。

手巻き時計ですので毎日リューズでゼンマイを巻き上げてご使用ください。巻き止り以上に強く巻き上げるとゼンマイが切れることもありますので、できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。

リューズを解除後引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。ハック(秒針停止)機能はありません。

サイズ
ラグ幅は20mm。ケース径は約35mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約44mm、厚さ(風防含む)約12mm、腕周り最大18.5cm前後です。
#1016








インキピオ2 「3,6,9文字盤」モデル swissETA手巻ムーブ
インキピオ2 「3,6,9文字盤」モデル swissETA手巻ムーブ
インキピオ2 「3,6,9文字盤」モデル swissETA手巻ムーブ
インキピオ2 「3,6,9文字盤」モデル swissETA手巻ムーブ
インキピオ2 「3,6,9文字盤」モデル swissETA手巻ムーブ